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「暴落に強い」高配当株6選。8月の大暴落も乗りこえたタフな銘柄はコレだ

 過去最大の下落幅を記録した8月頭の日経平均株価。肝を冷やした個人投資家も多かったはず。そこで暴落に強い高配当株に絞り、歴戦の個人投資家に珠玉の銘柄を教えてもらった。

暴落しても資産を守るためには?

 月頭に日経平均株価がブラックマンデー超えの実に12%の下げ幅となる4451円安を記録したのは記憶に新しい。  資産を守るためにはどのような銘柄を取引すればいいのか。高配当株に詳しい個人投資家の配当太郎氏はこう語る。 「今回の暴落は日銀の利上げ、米国の景気後退懸念、円安から円高への巻き戻しなど、さまざまな理由がありました。どんな理由の暴落にも強い個別銘柄はないのが前提ですが……。今回の暴落で、下落の幅だけでなく、戻りがしっかりしていたのは通信株です。  私のポートフォリオのなかではKDDI(東P・9433)が強かったですね。通信株は内需で成り立っているので、コロナショックでも下落幅がマイルド。業績には影響がないために、市場からも安心を得たのかと思います」

通信株は下落幅がマイルドで戻りも早い