知らず知らずのうちに隙間時間を埋められ、平日は「24時間、戦えますか」状態の現代人。しかし、休日に寝ているだけでは、疲労は蓄積するばかり。“休み下手”な日本人の溜め込んだ疲労を吹き飛ばす休養法を手に入れ、「休む」を改革せよ！ にんにく注射、ビタミン点滴など“自費診療”で疲労回復のために注射や点滴を打つことも珍しくない時代。ただ、種類が豊富で一体どれを選べばいいのかわからない。 「土日の間に疲労回復を目指すなら“マイヤーズカクテル点滴”一択です」と断言するのは、「にしたんクリニック」新宿院院長の望月弘晃医師。 「“カクテル”の名の通り、ビタミンB群やマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んだ点滴で、これらは人間の体内に存在する成分のため、副作用はほとんどありません。ビタミンB群はエネルギー代謝を高め、疲労感を解消してくれます。 私自身も疲労ケアとして毎週受けているのですが、マグネシウムには血管を広げる作用があり、全身の血の巡りが良くなります。そのため疲労や不眠、アレルギー性鼻炎、うつ症状など幅広い不調改善が期待できるのです」 所要時間は約30分、どの医院でも価格は5000円程度。点滴後は飲酒やサウナもOK、行動制限もない。さらに複数の点滴を組み合わせて、効果をブースト可能というから驚きだ。