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ゴミ袋20枚入り→15枚入りに…100円ショップ“実は量が減ってる”アイテムとは?

 あらゆるものが値上げラッシュで市井の人々の悲鳴がこだまする一方で、価格はそのままにこっそり内容量を減らすステルス値上げも加速中だ。業界の内情を知る人々に直撃し、“上げ底弁当”もびっくりの話を聞いた。

“最低限の質”ゆえに質を落とせず量を減らす

[ステルス値上げ]の内幕

写真はイメージです

 あらゆるものが低価格で手に入ることで消費者の心を摑んできた100円ショップ。だが、ここにもステルス値上げされた商品が散見されるという。  解説するのは、100円ショップ事情に詳しい節約アドバイザーの和田由貴氏だ。
[ステルス値上げ]の内幕

節約アドバイザー・和田由貴氏

「100円ショップでステルス値上げが顕著なのは日用消耗品の類い。要因は流通コストや原材料費の輸入価格、人件費の高騰など、あらゆる悪条件の積み重ねなので、仕方のないものでしょう。私が気づいた限りだと、ダイソーの角形2号のクラフト封筒は13枚入りから8枚入りに、荷造りひもは250mから180mに短くなっていました」  こうしたステルス値上げはほかの100円ショップでも同様に起きているという。