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ウォッカと謎の錠剤を「コレあげる~♡」。昏睡強盗パブに記者が潜入、潰れた白人客が連れ去られた先は…

―[裏歌舞伎町ルポ]―
新宿・歌舞伎町ではカネの流れが目まぐるしく進化する。“欲望”を巧みに操り稼ぐ者もいれば、ルール無視や大胆な犯罪で強奪する者も……。そして訪れたインバウンド需要で、さらに変貌を遂げた東洋一の歓楽街の裏の顔に迫った! 今回は、区役所正面の雑居ビルの中層階にある“悪い噂”の絶えない店に本誌記者が潜入取材。そこでおこなわれている衝撃の出来事とは?

昏睡強盗パブが増加!標的は日本人から外国人へ

裏歌舞伎町ルポ「オニイサーン、ゲンキー?」 新宿区役所の裏通りにいる、黒人の客引き。周辺の外国人パブに案内してマージンをもらう彼らだが、この半年で人数が2倍近くに増えた。 「ついていって、法外な請求をされるぼったくりはまだ優しいほう。客に提供する飲み物に薬物を混ぜて昏睡させて、金品を奪う通称『ドリンク・スパイキング』も多い。これまで六本木で活動していた黒人の客引きが、インバウンド需要で“歌舞伎町のほうが稼げるぞ!”と移動してきています」(事情通A氏) そう、彼らのターゲットは外国人旅行者に変わったのだ。

悪い噂の絶えない店に本誌記者が潜入取材