お金

「’25年に狙うべき米国株はコレ!」’24年にリターン20%を得た投資家が買った爆騰銘柄とは

まもなく新NISA開始から1年。堅実に資産を増やした人がいる一方で、思ったほどリターンを上げられなかった人も少なくない。なぜ明暗が分かれたのか? プロたちの運用法と’25年の新NISA戦略を大公開!

米国株集中型の億り人は…

[稼げない新NISA]総点検億り人たちは新NISA1年目にどう稼いだか? 米国株のみで4億円の資産を築いた個人投資家のPAN氏は「’24年はNVIDIA爆騰の恩恵が大きかった」と話す。 「つみたて枠ではNASDAQ100に連動する投信に毎月10万円投資し、成長枠にはNVIDIA(NVDA)、アップル(AAPL)、メキシコの主要銘柄に投資するETFを入れました。そのうちメキシコETF以外はすべて30%以上も値上がりしたため、トータルのリターンは約20%に。一般口座でもNVIDIA、半導体、ソフトウェアなどのAI関連銘柄を保有し続けた結果、3億円台だった総資産は4億円を超えました」 PAN氏は「タイムカプセルの感覚で5年は持てると思った銘柄を新NISAに組み入れた」と話す。

ポイントはトランプ就任時の見極め

’25年の投資先も長期保有を前提に、トランプ政策を踏まえて、絞り込んでいるという。 「大統領選の翌年は、米国株は上昇しやすい傾向にあります。なかでも、トランプ新大統領は自国産業を保護するために関税を引き上げ、法人税減税の恒久化や規制緩和を進めて景気を刺激すると言っているので、『シクリカル』と言われる景気変動の影響を受けやすい銘柄にも注目しています。機関投資家もテック系よりもシクリカル銘柄である製造業から鉄鋼、化学、レジャーなど消費関連まで上がる可能性があると予想している」

具体的に狙っている銘柄は?