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ドケチなサラリーマンが株で資産8億円に。儲かった銘柄・注目する銘柄は何?

 トランプショックで株式市場は大荒れ模様。  しかし、今こそ好機とも言える。リーマンショックでの元本割れを乗り越え、資産8億円を達成した投資家の手法に迫る!

ド根性の蓄財と内需銘柄でダメージ軽減

通帳を見る人

※写真はイメージです

「氷河期世代の危機感から一念発起し、リーマンショックを経験しても退場せず、ひたすらド根性的蓄財と入金(累計1億円)に打ち込んだことで年間配当金2000万円と資産8億円を達成できました。  今回のトランプショックもゲオHD(2681)のような内需で固めていたので日経平均に比べてダメージは抑えられました。あとは粛々とルーティンに精を出すのみです」  そう語るのはサラリーマン投資家・御発注氏だ。食事はひたすら安価なペペロンチーノ、虫歯治療は麻酔代をケチって激痛に耐えるなど、自ら「コジ活」(物乞い活動)と称するほど過激な節約エピソードを持つ彼。長期的に資産を築くため実践しているのが「御発注流・資産三分法」だ。 「通常の資産三分法は保有資産を『現金』『株』『不動産』にバランスよく分散して、ポートフォリオの安定性を図るものですが、私は『不動産』にあたる資産を『配当・優待株』で代替。  不動産の家賃の代わりに、配当や優待をもらうイメージです。株式のほうが不動産より流動性があり、固定資産税や修繕費といったランニングコストもかからないのが利点です。  3分割の『株』の部分は少々攻めの銘柄で積極的にキャピタルゲインを狙い、将来2、3倍になるような株を爆買いしています」

銘柄選定のポイントは「5つの要素」が重なること

不動産、マネー、ネットカルチャー分野を得意とするフリーライター。社会事情についても執筆する。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』(WAVE出版)。X(旧Twitter):@yuutaiooya