「瞑想会」には多くの人が詰めかけ、彼女の言葉に耳を傾ける――。インド政府から認定を受けた、世界にたった一人の、ヨグマタ＝ヨガの母。彼女は言う。「みんなを救うのが私のカルマ」。混迷の日本を救う、悟りに達した女性の言葉、その魅力に迫った。 　高度5000mを超えるヒマラヤの秘境で6年間修行をし、ヒマラヤ秘教の「究極のサマディ」と呼ばれる悟りに到達。インド政府から数世紀に一人しか現れないという「ヒマラヤ大聖者（シッダーマスター）」の公認を得た史上初めての女性、相川圭子氏。現在、全国で瞑想の秘法を伝授する彼女のもとに、老若男女が集い、頭を垂れ、愛の言葉に涙する。人は彼女に何を求めるのか──。 ──みなさん、何をきっかけに相川さんのもとで瞑想を始められるのでしょうか？ 相川：小さなお子さんを連れたお母さんや、90歳を超えた方や、年齢も性別もいろいろな人が来てくれていますが、みんな生きるのが大変なのね。子どもだって、最近はいじめや発達障害とかいろいろあって。お年寄りにも安らかに天国に行きたいという願いがある。今ある悩みを解消したいという人は多いですね。あと、私のところには不思議と高学歴の方も多くて。社長さんや弁護士、教師、お医者さんなど、日々プレッシャーのかかる仕事をしている方は悟りを求めていらっしゃいます。 ──瞑想修行をすると、どう変わるのでしょうか？