窓際社員になりたいなら、絶対に避けなければいけない“昇進”と“リストラ”。うまく回避するテクを伝授
最低限の仕事しかしない「静かな退職」が若者を中心に急増している。しかし、リストラの危機を孕み、40歳以上ともなればリスクはさらに膨らむ……。そんな中、戦略的に窓際ポジションを獲得し、リストラ対象にもならない人たちがいる。あえて“働かないおじさん”という選択に踏み切った会社員の「新・勝ち組」の手法に迫る!
「17年間、仕事量を最小限に圧縮しつつ、昇進や転勤を絶妙に回避しながら“最強の窓際社員”を謳歌してました」
そう語るのは発酵食堂カモシカを経営し、戦略コンサルタントでもあるカモシカ氏。元リクルートの営業マンで、5年前にマネジャーのトップグレードから、さらに昇進を打診される頻度が上がったのを機に円満退社した。
どんな文言で昇進を回避したのか。何度もオファーをくぐり抜けてきたカモシカ氏の模範解答を、超短期~長期視点で掲げたのが下表だ。まず、その場しのぎでは、“のれんに腕押し”戦法が有効だ。
「一旦はオファーを受けるポーズを取る。その後、昇進を諦めているわけではなく、あくまでも時期が『今でない』と真摯に伝えるのがキモ。ただ、通用しなくなるのが早い。そこで、短期の“ぬか漬け”戦法に移行する。『子どもがまだ小さい』などと家庭の事情を駆使しつつ、『昇進を“今”しても、価値ある仕事をできる自信がない』と、待ったをかけます」
管理職の打診をどうする?
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