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ファンの愛とお金のはざまで揺れる“推される側”の本音「正直、申し訳なく思うこともあります」

ライブや特典会で出会う、お金を惜しみなく投じる“強火オタク”と呼ばれる猛者たち。なかには数百万円規模の広告を推しのために個人で出す強者も出現している。では、実際に推される側のアイドルたちは何を思うのか、本音を聞いてみた。
強火オタクの(驚)サイフ事情

地下アイドル・小松綾さん(仮名・21歳)「遠征費なんかを差し引くと、毎月赤字です」

ファンの愛とお金のはざまで揺れる“推される側”の本音

 ライブ物販で、一人で数十万円、なかには数百万円を使うファンもいる。そこまでする熱量に、推される側のアイドルたちは何を思うのか。 「応援してくれるのは本当にありがたい。でも、正直申し訳なく思うこともあります」  そう語るのは、都内のライブハウスを拠点に活動する地下アイドル・小松綾さん(仮名・21歳)だ。 「私たちのギャラは、チェキや物販の売り上げの歩合だけ。時給も出演料もないので、稼ぎは月7万円くらい。ヘアメイクや移動費、遠征費なんかを差し引くと、毎月赤字です。だから、売り上げに繫がる“熱いファン”はありがたい存在なんです。でも、『大丈夫かな……?』と思う時もあります」
強火オタクの(驚)サイフ事情

綾さん……SNSでスカウトされて、アイドルデビュー。「親からは22歳までに結果が出なかったら就職しろと言われています」

 応援したい気持ちが強すぎて、生活費を削ってまでお金を出そうとするファン。それを「無理しないで」と思う一方で、事務所や周囲からは「もっと課金させろ」「推されてなんぼ」という無言の圧を感じることも……。 「『アイドルは夢を与える存在』『いいコに決まってる』って思われてる。そんなファンの好意や期待もあるし、やっぱり売れて人気になりたいから、『○○さんが一番だよ』『こんなことしてくれたの○○さんが初めて』って応えるけど、過剰になりすぎたり……、ファンとの距離感に悩むコは多いと思います」

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