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「憲法改悪反対!」「選挙に行こう!」16歳の高校生が政治に声を上げ続ける理由

 “若者の政治離れ”と言われる一方で、選挙権がない若者たちが政治に声を上げている。彼らはなぜ政治に興味を持ち、今何を主張しているのか。  7月20日投開票の参院選を前に、“真剣10代”の声に耳を傾けよう。

ふじみおんし(16)の主張 「憲法改悪反対」を訴え…“ひとり街宣”する理由

10代が今、政治に声を上げるワケ

気温30℃超の新宿駅で、1時間近く一人で演説を実施したふじみさん。終了時は人々に写真撮影を求められる姿も

 東京都議会議員選挙当日の6月22日。日曜日で混雑する新宿駅東南口広場に、40~50人の人だかりがあった。  その向こうには「憲法改悪反対!」「選挙に行こう!」と訴える少年の姿が見える。彼の名はふじみおんし。佐賀県在住の16歳の高校生だ。  九州の博多駅前や新鳥栖駅などで街頭演説を単独で行う彼の姿は、SNS上で拡散され、大きな話題を呼んだ。  今年6月には原口一博衆議院議員とのオンライン対談が実現されるなど、10代の若手活動家として注目を集めている。なぜ彼は一人で街に立ち続けるのか。 「政治に初めて興味を持ったのは、’22年の参院選特番です。各党の政治家たちの姿を見て、『こんなに自分の信念を主張できるなんてすごい』と思ったんです。独学で政治を学ぶうち、憲法が守られないと自分たちの生活が簡単に脅かされることを知りました。しかも、その憲法が改正されそうなのに、多くの人は危機感がない。その現状から『憲法を守るために行動しなきゃ』と考えたんです」

「高校生に何がわかる」との非難も…