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陰謀リテラシーが高い人は「1%の可能性を楽しむ」。真偽不明な情報を“エンタメ的に楽しむ”人々の集いに潜入

悪質切り抜き、ディープフェイク動画、陰謀論……etc.「一億総メディア社会」の今、悪質な情報操作は看過できない問題となった。一説には真実の6倍以上の速さで拡散され、我々を惑わすとされる偽情報だが、なかには、99%フェイクであることを承知で、そうした情報を複数人で共有し、語り合うことを楽しむ集団がいる。その模様に迫った。

真偽不明な情報をエンタメ的に楽しむ人たちの集い

偽情報の作られ方

都内を中心に毎月開催されて今年で7年目になるという。初参加の人も多いため、肩ひじ張らずに参加できる

偽情報の妄信は、当事者のみならず関係者の人生をも狂わせてしまう危険な行為だ。そんななか、真偽不明な情報をエンタメ的に楽しむ人たちがいる。それが「都市伝説を語る会」だ。この日の開催は“大災難前夜祭”と題し、大災害が起きると噂された7月5日の前日。迫りくる危機に沸く参加者に、リテラシーのあり方を聞いた。 会場は大塚駅近くの可愛らしいカフェ。意外にも怪しい雰囲気は皆無だ。男女10人が壁際にゆるく円になって座り、軽く自己紹介。半数が初参加で、「一応、明日のために防災グッズを揃えました」と夫婦で参加した人もいた。ディープな人に囲まれるかと思いきや、案外ライトな人も歓迎のようだ。 交流タイムが始まるや否や、一人の男性が興奮気味に語りだした。 「今度、参議院選がありますよね。実は、行われない可能性があるんです」