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「1時間1万円」の施術が招いた“悪夢の5年間”…女性整体師を狙う70代ガチ恋客の実態「その執念が怖すぎて」

 ガールズバーにおける凄惨なストーカー殺人事件が後を絶たないが、夜の店だけでなく日常の接客現場で増加する「ガチ恋客」問題も深刻だ。接客を好意と勘違いする男性たちの執着は、コンビニ、カフェ、スーパー、ジムなど身近な場所でも発生。恋文や手作りのオブジェを送られた女性店員たちは恐怖を感じながらも、客という立場に配慮して対応せざるを得ない苦悩を抱えている。  そんなガチ恋客の真の怖さは、執着心の強さにある。5年前に博多の整体院で働いていた岸明美さん(仮名・35歳)の例が、それを如実に表している。
身近に潜む[ガチ恋客]の恐怖

※画像はイメージです

5年前のガチ恋客が「今も私を思っている」

「整体師の給料だけでは心もとなく、夜は近所のスナックでこっそり副業してたのですが、突然のコロナ禍で店が休業に。そんなときに、スナックの常連で、私の昼職が整体師だと知っていた70代の弁護士から、『アルバイトしない?』と。条件は、相手の自宅兼事務所で、1時間1万円で施術することでした。正直、その男はかなり小柄で、仮に揉み合いになっても165cmある私は勝てるだろうという自信があった。それで、あくまで昼職の延長線上として、1回だけやってみました」  だが、やはり“何もナシ”では終わらなかった。 「施術を終えると『少し寝ていきな』と促され、身の危険を感じて即座に帰宅。連絡も控えるようにしました。ただひと月後、ネットで私の勤め先の整体院を割り出したのか、突然来院してきたり、男が信仰する宗教にかこつけたような意味不明の怪文書を送りつけてきたり……。その執念が怖すぎて警察に相談し、ストーカー規制法で、私の周りには近づかないよう警告を出してもらいました」 ※件の男性に正常な思考回路が残っていれば、警告によって自身がどう見られるか悟るはずだが、恐怖は5年経った今でも終わらない…。有料記事後半では、その後の男性の狂気の顛末を追いつつ、ガチ恋に動じないという夜職の女性たちの対応に、解決のヒントを見つけていきたい。(残り:915文字)

いまだに警察署に来ては「心配してると伝えてくれ!」