福井女子中学生殺人事件で浮き彫りになった「裁判官ガチャ」の恐怖。元裁判官が告発する“司法の闇”
―[その判決に異議あり!]―
39年前に起きた福井女子中学生殺人事件で懲役7年の実刑判決を受け服役した男性の再審公判が行われ、7月18日、名古屋高裁金沢支部は無罪判決を言い渡した。担当した裁判長は判決後に、再審に至らずとも無罪判決確定の可能性が十分にあったと述べている。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「福井女子中学生殺人事件」で再審無罪確定判決について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

写真/時事通信社
39年越しの冤罪が炙り出した「裁判官ガチャ」という司法の闇
無罪放免を阻止するという厄介な正義感
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー



