心が折れた経験は強い!「折れない心のつくり方」は筋トレと似ている説を考える/棚橋弘至 vol.48
新日本プロレスの人気プロレスラーにして「100年に一人の逸材」と言わしめ、第11代社長(’23年12月就任)も務める棚橋弘至が、日々の激務のなかでひらめいたビジネス哲学を綴っていく。今回は「折れない心の作り方」について。棚橋社長はいったいどんな結論に至ったのか。(以下、棚橋弘至氏の寄稿)
皆さんは、毎日、丁寧に過ごせていますか? 社長就任以降、ありがたいことに講演会の依頼をいただくようになりました。「現役プロレスラーで社長」という肩書が「面白そう」という印象を与えているのか、それとも僕が本当に「いいこと」を話すからなのか……。
ともあれ、これは大きなチャンスであることには間違いありません。
しかし、そこで何を話そうか、毎回悩みます。対象となる皆さんが、世代も性別もバラバラだからです。
そういったものに左右されない、普遍的な話が求められている気がする。……となると、括りを大きくして「人として、どうあるべきか」というテーマにすることが多いが、堅苦しい(笑)。
なので、先日登壇させていただいた講演のタイトルは「折れない心のつくり方」にさせていただきました。我ながら大きく出ましたね(笑)。確かにいいタイトルだと思います。皆さんが、このストレスフルな世の中で、どう立ち回っていけばよいのか?といったアドバイスが中心となりました。
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)であり現役プロレスラー。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」。得意技は「ハイフライフロー」。身長181㎝ 体重101㎏
折れない心をつくるには、折れた心を治す方法を知る

棚橋弘至 ©新日本プロレス
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)であり現役プロレスラー。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」。得意技は「ハイフライフロー」。身長181㎝ 体重101㎏



