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年商500万円から1.7億円に急成長した「葬祭業」。業界の掟を破り「億超え事業」に!

たった1人で1億円を稼ぐ――。有名企業の重役か投資で成功した人でもなければ達成不可能な話に思えるが、実は今、ニッチな分野で小規模ビジネスを始め、億万長者の仲間入りをする猛者たちが続出している。成功者たちの荒稼ぎ手法を聞き、「1人で1億円」という、夢のような稼ぎ方の秘訣に迫っていこう!

終活事業で「億超え」を達成

[1人で1億円](秘)稼ぎ方

写真はイメージ

高齢化により、死亡者が急増する「多死社会」を迎えた日本。団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者となる’40年には、終活需要がピークを迎えるといわれている。 そんな時代の波にいち早く乗り、終活事業で「億超え」を果たしたのが九州最北端にある和布刈神社だ。 「’24年には年商1.7億円を果たしました。’40年までに2.5億円規模を目指します」 ビジネスマンさながらの口調で32代目神主、高瀨和信氏は語る。しかし遡ること16年前、高瀨氏が入社した’09年当時、同神社の年商はわずか500万円だった。 「全国の神社の多くは、収益の大半を正月三が日の賽銭や祈禱料に頼り、年間600万円以下の規模が6割を占めます。人口減少と参拝者減、正月依存で生活が立ちゆかず、多くの神主は兼業せざるを得ません」 このままでは神社の未来がない――そう危機感を覚えた高瀨氏が’14年に始めたのが「海洋散骨」事業だった。 「自作のチラシを配布し、口コミで徐々に広まりました。3か月目で最初の問い合わせがあり、その年の年商は1000万円を超えました。背景にあるのが、少子化や都市化による『お墓を持たない』という選択肢の広まりと、平均で284万円かかるとされる葬儀・墓・戒名料などの費用負担です」 やがて終活事業の売り上げは右肩上がりに。現在、利用数は月50件に上っている。 「’18年には中川政七商店のコンサルティングを受け、経営とデザインを刷新。さらには遺言や墓じまい、散骨、供養まで組み合わせた終活サービスを確立。’22年には株式会社を立ち上げ、終活事業のフランチャイズ展開も行っています。現在、終活事業が収益の7割を占めていますが、今後は樹木葬やオンライン供養など多様な弔いの形を提案していきたいですね」
[1人で1億円](秘)稼ぎ方

散骨費用は7万円から。単なる「代行」ではなく神職が祝詞を奏上し、散骨、永代供養までワンストップで担う安心感が好評だそう

卒塔婆バラ売りが意外な需要に

※「ニッチな市場」であっても徹底した顧客ニーズの掘り起こしとサービス開発によって、個人規模で億を超えるビジネスが成立し得るという事実。有料記事後編では、さらに意外な“卒塔婆”業界にスポットを当てる。伝統的な葬具の必需品である卒塔婆をバラ売りという発想で再構築し、ECサイトを通じて売上1億円を突破した若き事業者の挑戦と、その成功の裏にある戦略を詳細に紐解く(残り:755文字)