投資の日と総裁選が重なる10月4日、小泉か高市か?証券トレーダーが予想する「買われる銘柄」の行方
10月4日の「投資の日」を前に日経平均は4万5000円を突破。そんなアゲアゲ相場の牽引役の一つとなっているのが高配当銘柄だ。そこで今回は、すでに高値圏にある高配当株ではなく、配当収入に加えて値上がり益まで狙える「未来の高配当株」をピックアップ。“配当貴族たちの知見を基に厳選&大公開する!
10月4日の「投資の日」は、くしくも自民党総裁選投開票日。ポスト石破政権で、どんな銘柄が値上がりするのだろうか?
「有力候補の小泉進次郎農水相と高市早苗氏は、どちらも石破首相よりは“マーケットフレンドリー”。積極的な財政出動を伴う景気刺激策を取るとみられているので、インフレ継続で不動産関連株には追い風となるでしょう。
さらに、両者とも防衛力強化にも言及しているので、三菱重工(東P・7011)などの防衛関連銘柄にも注目が集まりやすい」(智剣・Oskarグループ代表の大川智宏氏)
大手ネット証券のトレーダーは次のように話す。
「高市新首相なら、原発推進で電力銘柄やサイバーセキュリティ関連には強い追い風が吹く。小泉新首相なら『’30年までに平均賃金を100万円増やす』と言っているので、賃上げに伴う転職市場の活性化から人材サービス銘柄には追い風となるでしょう。
さらに、小泉政権なら日本維新の会との連携期待から関西電力(東P・9503)やりそなHD(東U+FF30・8308)といった“関西銘柄”も買われやすくなるでしょう」
投資の日と新総裁誕生に備えたポスト石破銘柄。プロが厳選する銘柄は?有料記事後半で選別ポイントと合わせて公開する。
ポスト石破政権で値上がりする銘柄は?

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