「好みの女性タイプ」から「疲れの原因」が診断できる画期的な研究結果を紹介。脳生理学者の有田秀穂氏らによると、セロトニンなどの脳内ホルモンが性格形成と疲労感に密接に関連しており、「類似性の法則」によって自分と同じホルモン体質の異性に惹かれる傾向があるという。本記事で紹介する「良妻賢母風もちふわ女子」はオキシトシン体質ーーその結果は？ 良妻賢母の「癒やし系」を求めるのは、オキシトシン体質の男性だ。 「この体質の男性はオキシトシンの分泌が比較的多く、頼りがいといった猛々しさより、穏やかさや共感力が武器になります。そういった男性は、少しぽちゃっとしていて触り心地のよさそうな、母性愛に溢れた女性を好む傾向があるといえるでしょう」（早稲田大学教授の森川友義氏） 心理カウンセラーの下園壮太氏は「このタイプは他者に気を使いすぎるあまり、本音を溜め込みがち」と指摘する。 「本音がいえない環境に長期間置かれ、不満が限界に達すると、普段の穏やかさが一転。自分より弱い立場の人間を標的に、いじめに走る危険性も」 “愛情ホルモン”の異名を持つオキシトシン。人との触れ合いや心地よい会話で分泌される。 「マッサージやスキンシップ、気の置けない仲間とのおしゃべりなど、愛情を実感できる時間を持つことが大事です」（脳生理学の有田秀穂氏） まずは“ご自愛”が先決だ。