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日比谷通りを疾走!サイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催

 東京都心を舞台とする冬のスポーツイベントが東京マラソンだとしたら、初夏のそれはサイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」だろう。

 今年で第17回目の開催となる「ツアー・オブ・ジャパン」は、UCI(国際自転車連盟)公認の国内最大規模の自転車レース。今回は5月18日(日)に堺ステージ(大阪府)からスタートし、美濃ステージ(岐阜県)、南信州ステージ(長野県)、富士山ステージ(静岡県)、伊豆ステージ(静岡県)と、一週間かけて関西から関東へと転戦、そして5月25日(日)、東京の中心“日比谷”をスタートとする東京ステージでグランドフィナーレを迎える。あの世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」と同じステージレースだ。

 東京ステージは、選手・チームにとって(関西圏を地元とするチームには当てはまらないが)、故郷に錦を飾る「凱旋レース」としての意味合いも強く、選手たちは無事、東京に帰ってきた喜びを胸に、たくさんの観客が埋め尽くす東京都心のステージを最高のテンションで駆け抜ける!

 東京ステージ開催のためにコースやイベント会場に動員される警備スタッフはおよそ500人、コース沿道には10万人を超える観衆が集まるという。また、ゴール付近にはオーロラビジョンが設置され、日本人で初めてツール・ド・フランスを走った今中大介さん率いるインターマックス社などのブースが出展されるなど、東京都心でサイクルロードレースを身近に感じられる一大イベントといえるだろう。

 そんなビッグイベントを初心者でも存分に味わえるコツを、大会副ディレクター栗村修さんに紹介してもらった。

「日比谷公園前のスタート地点が、観戦スポットとして一番のオススメです。スタート前のお祭り気分の中、チームテントでスタートを待つ選手たちが積極的にファンサービスをしてくれるので、一緒に写真を撮ることもできますし、1週間にわたる戦いを重ねてきたマシンや選手の体を間近に感じることができます」

 朝11時スタートだから、そんなに早起きしなくても十分スタートに間に合う。

「スタートを見た後、無料シャトルでゴール付近の大井にも足を運んでもらいたいです。周回コースなので、選手がものすごいスピードで通過するのを何度も見ることができるのに加え、オーロラビジョンでは実況も行われるので、レース状況を確認しながら楽しめるでしょう」

 東京ステージのコース概要やアクセス方法は大会公式HPに詳しく掲載されているので、観戦前にチェックしてほしい(http://www.toj.co.jp/2014/index.php)。

「サイクルロードレースは、野球やサッカーなどのスタジアムスポーツと違って、観戦にも多少テクニックがいりますが、レース運営に影響のない範囲で自由に楽しんでもらいたいです。ぜひ現場で観戦してサイクルロードレースの醍醐味を感じてください。またテレビでいつもサイクルロードレースを観戦している方には、生の自転車が奏でる走行音や集団が風を切る音、選手たちの後ろを走るチームカーの動きなど、きっと今までにない感覚を経験できる機会になるはずです!」(栗村さん)

 日比谷通りを自転車が駆け抜けるサイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」。5月最後の日曜日は、自転車が好きな人は本格的なステージレースの楽しみを、そうでない人は見慣れた東京の街が色鮮やかに変貌する様子を体感しに、出かけてみてはいかがだろう。

<取材・文/NANO編集部>
海外サッカーやメジャーリーグのみならず、自転車やテニス、はたまたマラソン大会まで、国内外のスポーツマーケティングに幅広く精通しているクリエイティブ集団

<撮影/Hideaki.TAKAGI/TOJ>




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