「老害＝高齢者」はもう古い。年齢に関係なしに、その予備軍たる「老害グレーゾーン」は職場にはびこっている。自分は果たして違うのか？　繰り広げられる無自覚な問題行動をリスト化した。 「ソフト老害」を「楽天家型」「会社大好き型」「お世話焼き型」の3つに分類。「お世話焼き型」は、こまめなお世話をしてソフト老害認定されるタイプだ。 「下の世代になるほど、助言には具体性を求めます。仮に助言するならば『細かなフィードバック＋承認』がマスト。でなければ、助言しないほうがまだマシですね」（マーケティングアナリスト・原田曜平氏） 「情報のインプット量が多い分、人生設計をシビアに考えている。『君ならできる』などの激励にしても、自分のキャリアにつながる具体性がなければ、過度なプレッシャーになり、信頼を失ってしまうリスクもあります」（人事コンサルタント・新田龍氏） 中身なき激励や助言は、単なるエゴと見なされるのだ。