中華AV版Netflix「麻豆伝媒」を知っているか? 無修正に近親相姦、エロ三国志まで
美女たちの無修正AV、最先端機能付きラブドールetc. 14億人市場で独自進化した過激すぎる世界を総力取材!AV、アダルトグッズ、ラブドール……近年、「中華エロ」のプロダクトが日本でも静かな人気となっている。中華製品が遂げた進化の理由に迫り、その実力度を“その道のプロ”が判定する!
今回は、日本のAVと同等かそれ以上のクオリティで制作・配信されている中華AVに迫っていく。記事の後半ではAV女優の最上一花さんによる中華AVレビューを掲載!さらに中華AVで随一の人気を誇り、自ら作品をプロデュースし、アダルトプラットフォームで収益化に成功した呉夢夢氏にインタビューを敢行。
「中国 AV」でグーグルを検索すると莫大な数の日本語サイトがヒットし、中華AVの人気ぶりを窺わせる。いかにして中華独自のエロさは生まれたのか。『饥渴的母亲(お腹が空いた母親)』『兄妹蕉谈(兄と妹の会話)』……中華AVでは近親相姦モノが人気のようだ。ルポライターの安田峰俊氏が、理由を説明する。
「儒教の影響が残る中国は家族関係が濃厚なので、背徳感を覚えて興奮するのでしょう。こうした作品を好むのは、主に中国本土の地方に住む高齢者層。彼らのため、女優は大陸式の中国語を喋るよう努力している。一方、日本のAVが圧倒的な人気の台湾では、若くてかわいい女優が好まれる。大陸向け、台湾向けの両方の作品が“AV版Netflix”のような中国の巨大プラットフォーム・麻豆伝媒(マァドゥチャンメイ)で大量に配信されてます」
かつての中華AVは素人投稿や流出モノばかりで、ヌケる代物ではなかった。だが、麻豆が登場するとスタイル抜群の中国美女を起用し、ハイクオリティな無修正作品が量産されるようになったのだ。
視聴するには、麻豆にアクセスしてアカウントを作成するか、Pornhubなどのアダルトプラットフォームでも観ることができる。
台湾のアダルトコンテンツ配信サイト・SWAG(スワッグ)がAVの配信や制作に乗り出したことも、中華AVの盛り上がりを後押しした。中国事情に精通するライターの広瀬大介氏が続ける。