更新日:2024年12月16日 15:16
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高校中退から東大に入学した22歳女子。彼女が語る「絶対マネしてはいけない」クレイジーな勉強法

毎年たった3000人しかくぐることができない東京大学の門。その合格者の多くを有名進学校出身者が占めるなか、高校中退、フリーターへの転身、そこから2年間の浪人生活を経て東大に合格したという異色の経歴を持つのが馬耳内さん(文科Ⅲ類・2年)だ。高校時代に学内で落ちこぼれ、一度は中退の道を選んだ彼女は、どうやって勉強への意欲を取り戻したのだろうか。

参考書破り、カフェイン断ち……やってはいけない勉強法

現役・浪人時代に使っていた世界史B教科書(破らずに残していたもの)。「勉強のモチベーションを上げるためにデコってましたが、あまり意味はなかったです」(本人)

――高校中退後、高卒認定試験をへて東大を受験されたそうですが、もともと勉強ができたのですか? 馬耳内:時期によりけりです。中学時代は英語が得意で、塾内の模試で全国1位を取ったこともありました。ただ、その後の不登校を経て、高校に入ってからは落ちこぼれてしまって。東大は本当に手の届かない存在でしたし、浪人中に受けた東大模試でも、数学の偏差値はいつも50以下でした。 ――浪人時代はどんな勉強法をされていたのですか? 馬耳内:参考書を破り捨てながら勉強していました。例えば世界史で、「このページを覚えたな」と思ったら、片っ端から破って捨てるを繰り返していて。破るほど本が薄くなるので、勉強の達成感を得ていました。 ――おおお、クレイジー(笑)。でもそれって、復習に苦労しませんか? 馬耳内:はい、覚えたと思っても、1週間もしたら忘れていました。破ることに快感を覚えていたのが良くなかったですね。 ――「やってはいけない」勉強法だったのですね……。他に後悔している勉強法などはありますか?
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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