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「高齢者は、何度も手数料を落とすカモ」銀行員にこの商品を勧められたら要注意!

―[狙われる老後]―
コツコツ働いて、贅沢はできないまでも生きていくために蓄えた老後資金を狙う輩で世の中は溢れている。これが高齢化社会の現実なのか。身近に潜む最新手口に迫る!

銀行の外国為替課で狙われる高齢者

狙われる老後

金融商品自体が違法なわけではないが、老人の無知につけ込み、リスクを押し付ける販売方法は問題だ

銀行の2階に置かれていることが多い、外国為替課。ここでも高齢者が喰い物にされている。定期預金が満期の高齢者を狙った、外貨建て保険の押し売りだ。 地方銀行員のH氏は、「定期預金に預け直すより、相続税対策になりますと口説けばイチコロ」と明かす。 「昨今の投資熱の高まりで、中途半端に金融の知識を持つ人が増えています。『分散投資の一環』『日本はまだ低金利』など、テレビで聞くような言葉を並べ、『ご存じですよね?』と問いかけるのがミソ。あとは、クーリング・オフ期間をどうやりすごすかだけ」

銀行が売りたがる外貨建て保険のリスク