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年収500万円男が、趣味にかけられる月の金額は?

 日本人の平均である年収500万円。「平均年収に達していれば十分」という見方もあるが、年収500万円ともなれば、手取り月収は29万円弱(※ボーナス2回)となり、子持ち既婚者の場合、その懐事情は苦しい。11/12発売の週刊SPA!では「年収500万円男の限界値」という特集を組み、40代の年収500万円男500人(既婚者)アンケートを実施。そこから見えてきた年収500万円男の購入できる住宅、買える車、一回の飲み代などの限界値を紹介している。
年収500万円

働いても年収500万円程度では、いい生活はできない!?

 ここでは、同特集で掲載できなかった「年収500万円男の平均的な趣味」について、アンケート結果から分析していこう。  まず「趣味にかけられる月の金額は?」という質問に対し、1万円未満と回答した人はなんと62%にのぼった。 「家庭がある以上、身勝手な出費は妻からの理解が得られない。交通費や平日のランチ代などを引いて、お小遣いから捻出できるのは月1万円ですね」(公務員・41歳)  月1万円では風俗にも行けない。では、この1万円で年収500万円男たちは、どのような趣味を持っているのか? 40代の年収500万円男500人に聞いた Q.あなたの趣味は何ですか?(複数回答可) 1位:旅行(157人) 2位:ドライブ(101人) 3位:無趣味(96人) 4位:食べ歩き(86人) 5位:パチンコ(84人)  上記がアンケート上位5つの趣味だが、1位の旅行は「年に1回、お金を貯めて家族旅行に行く」(保険営業・47歳)という人が多く、「家族旅行」という大義名分のもとであれば、年1~3回程度の旅行は、妻にも許されるということか。そうなると、年収500万円男のリアルな趣味は2位~4位のお金のかからないものと言える。 「週末のドライブは、気分転換に最適。ただし、高速道路を使わない範囲でのドライブになりますけどね」(IT関連・43歳) 「スマホアプリのラーメンマップで検索しながらの、ラーメン食べ歩きが趣味。お金はかからないんですが、お腹が出てきて、メタボまっしぐらです」(住宅営業・44歳)  ちなみに、スポーツ系だと野球(50人)、フットサル・サッカー(45人)などがあったが、どれも道具さえ揃えてしまえば、場所代などは安いものばかり。しかし、月1万円の趣味代では、これが限界のようだ。 <取材・文/日刊SPA!編集部>
週刊SPA!11/19・26合併号(11/12発売)

表紙の人/前田敦子

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