スマホが普及している一方で、「使ってみたら操作しにくい」といった理由で、解約したいという相談が国民生活センターに寄せられている昨今。MMD研究所がスマホユーザー900人を対象に行った“スマートフォンインサイト調査”(調査期間は’12年1月20～24日)によると、「完璧に使いこなせている」と答えた人が8.3%。「十分に使いこなせている」と回答した人が50.9%もおり、半数以上の人が「スマホを使いこなせている」と思っているとか。 でも本当に使いこなせているのだろうか？ そこで、これさえ押さえれば使いこなしているといえるアプリをITライターの柳谷智宣氏にピックアップしてもらった。 ⇒【前編】はこちら https://nikkan-spa.jp/157046 【4】外出先でも情報を逃さない ●Byline Free／無料／iPhone ●Neta Share／無料／Android Neta ShareとByline Freeは、Googleが提供するRSSリーダーと同期して、さまざまな情報を閲覧できるアプリ。どちらもGoogleアカウントを入力するだけで利用でき、キャッシュを保存してくれるので、同期後はオフラインでもサイトを見ることができる。なお、有料版もあるが、広告が出ないだけなので、無料版で十分といえる 【5】 スケジュールを徹底管理 ●さいすけ／850円／iPhone ●ジョルテ／無料／Android ジョルテとさいすけは、スケジュール管理の定番アプリ。どちらもGoogleカレンダーとの同期機能を備えており、スタイルを自分好みにカスタマイズできるのが魅力だ。ちなみに、さいすけには一部の機能が制限された無料版もある。無料版から有料版にアップデートできるので、まずは無料版から試してみるのがオススメだ 【6】多機能なメモ帳で効率がアップ ●PlainText – Dropbox text editing／無料／iPhone ●Simple Notepad／無料／Android どちらもメモ帳のアプリだが、Simple Notepadは保存したテキストをホーム画面に表示させたり、登録したメモのフォルダ分けや検索などが行えたりと、機能が充実している。一方、PlainText – Dropbox text editingは機能面で劣るが、Dropboxと同期しており、Dropboxのフォルダにデータが保存されるので、共有性に優れている 【7】 Office文書の編集が手軽に ●Documents To Go Full Version Key／1199円(Android) ●Documents To Go Premium／1500円(iPhone) Documents To Goは、ワードやエクセル、パワーポイントなどのOffice文書の閲覧、編集、作成ができるアプリ。これがあれば、出先でパソコンがなくとも、新たにファイルを作成したり、メールに添付されたOffice文書を編集したりできる。また、PDFの表示機能も搭載しており、表示をページビュー形式と、ワードラップ形式で切り替えて閲覧可能。さすがに本格的な作業をする場合には不向きだが、移動中に送られてきたファイルの一部分を編集したり、打ち合わせの前に文書の内容をチェックするといった局面では強い味方となる 【8】SNSの閲覧に便利なアプリ ●TweetDeck／無料／Android＆iPhone TweetDeckは、Twitterのサービスをより便利に利用するために開発されたTwitterクライアントのひとつ。タイムラインをいくつもチェックできるので、取引先の企業の公式Twitterを閲覧するのに重宝する。ユーザーをセグメントしてタイムラインを複線化することができるためフォローするアカウントが増えすぎたために本当に読んでおきたいつぶやきを見落としがちになってしまったという人には、一度試してもらいたい。また、多彩な機能を備えているのも魅力で、FacebookなどのSNSに接続して管理することも可能 【9】電車の移動がスマートに ●駅.Locky／無料／iPhone ●トレインタイマー／無料／Android トレインタイマーと駅.Lockyは、電車の発車時間をカウントダウンしてくれるアプリ。次の電車の発車時間が秒単位でわかるので、余裕を持って行動できるようになる。これらのほかに、出発地と目的地を入力するだけで経路を検索できる定番アプリ“乗換案内”(Android、iPhoneともに無料)などもダウンロードしておきたい ― 恥ずかしくて今さら聞けない［定番アプリ］20選【2】 ―