スマホを“使いこなせていない人”向けのお勧めアプリ
スマホが普及している一方で、「使ってみたら操作しにくい」といった理由で、解約したいという相談が国民生活センターに寄せられている昨今。MMD研究所がスマホユーザー900人を対象に行った“スマートフォンインサイト調査”(調査期間は’12年1月20~24日)によると、「完璧に使いこなせている」と答えた人が8.3%。「十分に使いこなせている」と回答した人が50.9%もおり、半数以上の人が「スマホを使いこなせている」と思っているとか。
でも本当に使いこなせているのだろうか? そこで、これさえ押さえれば使いこなしているといえるアプリをITライターの柳谷智宣氏にピックアップしてもらった。
◆プロ厳選の超お役立ちアプリ!
【1】 データはクラウドで管理する
●Dropbox/無料/Android&iPhone
Dropboxは、クラウドサービスのひとつ。専用フォルダにファイルを入れるだけで、パソコンなどほかの端末とデータの共有が行える。フォルダ内に最新のデータを入れておくと常にどの端末でも煩雑な作業なしで最新版を同期できているので無駄な時間を節約できる。無料で利用できるにもかかわらず、保存容量が2GBと大きく、このDropboxと連携しているアプリがケタ違いに多いのも魅力。なお、利用可能な容量が50GB、100GBの有料サービスもあるので、日常的にサイズの大きなデータを扱う場合は利用したい
【2】パスワードもクラウドで管理
●1password for Android/無料
●1password for iPhone/850円
自動ログインしてくれないサイトはそのたびにパスワードを入れたりするのも面倒だし、頻繁に使うサイトじゃなければそもそも忘れてしまうということも。しかし、1passwordを使えば、Google mailやiTunes、Amazonなど、Web上のさまざまなアカウントを管理できる。Dropboxを利用すれば、MacやiPadと同期させることもでき、アカウントをクラウドで管理可能に。ちなみに、iPhone用にはiPadでも使える1password for Pro(1300円)も販売されている。iPadを使っている人はこちらのほうがおトク
【3】 名刺のデータを簡単に登録
●World Card Mobile/764円(Android)1000円(iPhone)
World Card Mobileは、名刺スキャン管理アプリ。文字認識のOCR技術により、名刺を撮影するだけで、名前や社名、部署名、職名、住所、電話番号、メールアドレスなどを認識し、自動的に連絡先の各項目に振り分けてくれる。また、日本語だけでなく、中国語、韓国語、英語の名刺も認識してくれるので、海外で活躍するサラリーマンも利用できる。発売当初は2000円台の高級アプリだったが、現在では1000円以下の価格帯に。また読み取りの性能は、バージョンアップして向上しており、安心して使用することができる
⇒まだまだある!「お役立ちアプリ」【後編】へ続く
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