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「時代を追うな、追った瞬間に遅くなる」タモリが岩井ジョニ男に言ったことの意味

映えない中年こそ、インスタは“遊び心9割”。自分を貫くことが大切

セルフブランディング術

岩井ジョニ男さん

 圧倒的昭和感を放つ芸人の岩井ジョニ男さん。3年前にInstagramを開設すると、徐々にファンを増やし、“ジョニスタグラム”としてフォロワー約12万人を数える人気アカウントとなった。だが、Instagramこそ映えない中年にとっては鬼門。開設当時、岩井さん自身もあまり乗り気ではなかったという。 「だって、ただのおじさんですし、発信するネタも特にないですし。知り合いの記者とイラストレーターにノリで『やりましょう!』と言われ、よくわからないから“全任せ”したんです。いま思えばこれがよかった。自分一人だったら、飽きたり、自分をよく見せようと迷走していたと思いますねぇ」  見切り発車で始めたジョニスタグラム・チーム。その共通点は“酒好き”だ。

タモリさんにも言われたこと

「撮影という名の飲み会ですね。『○○にいい酒場があるんだよ』となれば、『じゃあ、今度はそこで撮影しますか~』と。で、このアカウントを始めたときに、飲みながら決めたんです。『数字を気にするのはやめよう。おじさん・昭和・酒というテーマとスタイルを貫こう!』と。かつて付き人をやらせていただいたタモリさんにも、言われたものです。時代を追うな、追った瞬間に遅くなる、と」  その美学が実を結び、老舗酒造メーカー「沢の鶴」のカレンダーにも抜擢。『幻の哀愁おじさん』(文藝春秋)として書籍化もされた。 「おじさんが肩肘張ってても、堅苦しいだけ。SNSは遊びが9割でいいと思いますねぇ。自分が楽しむことを貫いて、合う合わないは自然の摂理、ハマる人にハマればいい。完璧じゃなくても、ツッコミ待ちでいいんです。私の芸人人生と同じですね」
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「ネタがない」ときは…
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