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「第2のテスラ」は中国市場から生まれる…日米は太刀打ちできない現実

 株式投資をする者なら、誰もが憧れるテンバガー(10倍株)。コロナバブル最終局面の今こそ、テンバガーを手にするラストチャンスかもしれない。そこで、SPA!は賢人たちに徹底取材。その秘訣をつまびらかにしていきたい。

EV市場を席巻する中国の新興企業

テンバガー

現在すでに世界のEVの約6割が中国に所在しているといわれるほどの巨大市場だが、その人口から見ても伸びしろは十分ありそうだ

 海外株全般を広く専門とするアナリストの中沢隆太氏だが、「中国の新興企業には未来のテンバガーが多数潜んでいる」と話す。 「中国系の新興銘柄は、体感的に東証一部銘柄の数倍のダイナミズムがあります。たとえば、中国のオンライン証券会社、アップフィンテックはここ半年で約8倍に。中国EVメーカーのシャオペンは、11月の1か月間に一時4倍に急騰しました。中国関連の銘柄はこれまで、対米関係や中国政府の政策などの外的要因による下落で、理不尽な思いをすることも多かった。ただ、バイデン政権になり、不安要素はかなり減ったと思います」

新興企業から有望株を見つけ出す方法

 そして、数多ある中国新興企業から、有望株を見つけ出すには、目先の結果に踊らされることなく、長期的な視点が必要だ。 「10倍を目指すならば、ファンダメンタルズや企業成長性は外せません。その意味でも中国系EV銘柄は、ひとつの大きな可能性でしょう。今後のEV市場は日米ではなく、『第2、第3のテスラ』が潜む中国が席巻すると私は考えています。前述のシャオペンやニーオは、テスラの時価総額の数十から100分の1程度でまだまだ伸びしろがあり、中国という巨大市場も擁している。特にシャオペンは米半導体メーカー『エヌビディア』と連携し自動運転などの開発にも取りかかっており、EV以外の展開も期待できます。『第2のテスラ』として注目したい銘柄です」
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値動きよりも注目するべきは…
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