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ドバイに飛んだ21歳は「1週間で160万円もらえた」。海外へ出稼ぎに行く風俗嬢たち

円安とコロナ禍の影響で、風俗嬢を選択する女性が急増し、需要と供給のバランスが崩壊。そして、この円安の波に乗るべく稼ぎの場を海外に移す彼女たちの実情を追った。

シュリンクする国内の市場を捨て海外へ飛ぶ風俗嬢が急増

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写真はイメージです(以下同)

今、日本に見切りをつけた女性たちが、出稼ぎ風俗嬢として続々と海外に渡っている。長年、彼女らの密着取材を行ってきた作家の酒井あゆみ氏は、現状をこう分析する。 「まず、コロナの影響や物価高で、夜の仕事も昼の仕事も関係なく『日本で稼げなくなった』というのが大きい。なり手が多すぎて国内の風俗やパパ活相場も、相当値下がりしています。だからお金に困った素人だけでなく、風俗嬢やキャバ嬢、AV女優などもこぞって、100万円以上のチップも珍しくない海外のいい風俗店や大富豪パパを探しに行くんです」 コロナの収束で、海外渡航しやすくなったことも影響し、円安で儲かると考える女性が急増。都内でスカウト業を行い、女性の海外派遣を支援するアテンダーの金城氏もこう語る。 「今は女性から一日で20件を超える問い合わせがある。派遣先はアメリカやオーストラリア、中国やイギリスなど多岐にわたり、急なカネが入り用で、面接の翌日に出国したいという人もいました」

海外出稼ぎ風俗嬢は狭き門

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中国人富豪相手の案件。ギャラ飲みと称すが、実際はその後のお持ち帰りも込み

彼女たちはどのようにして、海外出稼ぎ先を見つけるのか。 「定番なのは、現地とコネを持つスカウト会社からの紹介を受ける方法。接客対応や現地での生活をサポートしてくれますし、稼いだお金を安全に日本に持ち帰る方法なども教えてくれます」(金城氏) 酒井氏は別のルートの存在についても指摘する。 「最近賑わっているのは無料通信アプリの、LINEやシグナル、テレグラムなどにあるパパ活嬢専用の情報交換グループ。金払いのいい海外の富裕層とパイプのある女性がリーダーで、案件を共有しています。ただし富豪たちが納得する顔、胸、身長など細かく定められた審査が設けられており、撃沈するコも多い」 海外出稼ぎ風俗嬢になるだけでも、狭き門のようだ。
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堀之内の高級ソープ嬢が女衒と化してボロ儲け
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