こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。 　筆者はLINE公式サービスにて、年間約1500件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。 　さて、職場内で不倫してしまうという話はよく聞きますが、接客業のお店の店長が従業員に手を出すというケースも少なくありません。今回ご紹介するのは、真中日菜子さん（25歳・仮名）が数年前の大学時代にアルバイトしていたコンビニエンスストアでの体験談です。 ※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。 　当時、日菜子さんは働いていたコンビニの店長からのセクハラ発言に悩んでいたそうです。 「既婚者の店長は30代で、背が低くて顔はフツメンなのでとてもモテそうには見えません。だけど高校時代にラグビーで花園（全国大会）に出たことがあるとかで、ガッシリ体型で自己肯定感が高いんです。自信満々でみんなを引っ張っていくリーダータイプなので、普段のときはいい店長だったんですよ。ただ下ネタをけっこう言う人で、特にゴム（避妊具）の話題をよく出してきてウザくて……」 　たいていのコンビニで、日用雑貨を置いてある棚に避妊具は売られているが、店長はその売り物をダシにしてセクハラ三昧。 「『やっぱり0.01ミリのやつは売れ行きが違うね～。品切れになってたから発注しといたよ』とか、『前に0.02ミリのやつは使ったことあるんだけど、0.01ミリだとそんなに違うもんなのかな？』とか、わざわざ私に言ってくるんですよ。でも一応、お店で扱ってる商品についての内容だし、ギリギリで“業務内の会話”っぽい感じで話しかけてくるので、この程度で訴えるべきではないのかなと……。本当は本社にチクッてやろうかとも思ってたんですけど、騒ぎが大きくなって私に注目が集まるのも嫌だったので、我慢していました」