「猫は人間っぽい。僕はシャッターを切るだけ」猫写真家・沖昌之の撮影に同行してみた
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
猫らしさを撮るために 猫写真家・沖昌之
「撮れたらラッキーくらいに思ってください」――。
猫写真家・沖昌之はそう釘を刺したが、ロケに出かけると彼の行く先々には必ずと言っていいほど猫が姿を現し、予想だにしない動きを見せる。
代表作『必死すぎるネコ』(辰巳出版)は、動物写真集では異例のシリーズ3作累計8万部を突破。イキる猫、風呂に入る猫、“ネコザイル”(歌い踊る猫)……沖の撮る猫は人間のよう。真剣であればあるほど、そのさまは滑稽に映り、唯一無二の「猫写真」は人を抱腹絶倒に誘う。そして、自分自身の姿を重ねるのだ。今回、可愛いだけではない「猫写真」の新機軸を打ち出した写真家のロケに同行し、猫を上手に撮影する方法を聞いた。
――ロケ中、ずっとベンチの下で動かなかった猫が、突如として猛ダッシュすると、すぐさま本気モードで撮影していました。
沖:あの動きは逃せない。SPA!さんのロケをほったらかして撮ってました(笑)。マスコミにはすごく引きが強い人がいる。さっきまで一匹もいなかったのに、猫が現れたり……そんなときはガッツリ甘えて、乗っからせてもらう(笑)。周りの人に助けられてます。正直、僕は自分のことを“シャッターを切る係”としか思ってないんですよ。
撮影を始めた契機は“ぶさにゃん先輩。”
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