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全国各地に令和バブル到来! 地価も時給も大幅アップで荒稼ぎする日本人が爆誕中!?

今、株価も不動産価格も平成バブル時代の水準に迫っている。大都市圏のみならず、一部地方ではすでに“バブル超え”を果たしている土地も。このお祭り騒ぎに乗らずしてどうする? 好況に沸く現場を訪れて、その乗り方を探った。

“平成バブル”を超えている!?

[令和バブル]に乗れ!

※テキスト部分は記事にも記述あり

日経平均3万8957円――。史上最高値をつけた1989年12月末から34年、“平成バブル超え”が間近に迫っている。いや、「すでに超えている」と口にする市場関係者も多い。 「バブルのピーク時、東証1部(現在のプライム市場に相当)の時価総額は591兆円でしたが、足元では880兆円を超えている。上場企業数が30年で約1.5倍に増えた影響もありますが、1社当たりの時価総額で見ても1989年の496億円から531億円へとバブル期を超えているんです」(兜町関係者) 不動産価格も続々とバブル超えを果たしている。東京・銀座の老舗のお香・和紙工芸品店「鳩居堂」前の路線価(相続税などの計算基準となる1㎡当たりの価格)はバブル期の3650万円を優に超えて4224万円(’22年)に。より一般的な基準地価(土地取引の目安として活用される価格)を見ると、沖縄や福岡、熊本、富山の市町でもバブル超えを達成しているのだ。 「福岡では再開発プロジェクトが牽引役となり、熊本は台湾の半導体メーカー・TSMCの誘致が奏功したかたち。新たなベッドタウンの創出など、行政の取り組みで地価上昇がもたらされている地方も少なくない」(不動産アナリストの長谷川高氏)

外国人客を原動力に株価も地価も急騰中