民泊バブルで月商200万円! ホテル不足、長期滞在で一回80万円も支払ってくれたケースも

今、株価も不動産価格も平成バブル時代の水準に迫っている。大都市圏のみならず、一部地方ではすでに“バブル超え”を果たしている土地も。このお祭り騒ぎに乗らずしてどうする? 好況に沸く現場を訪れて、その乗り方を探った。

インバウンドバブルで民泊月商200万円

[令和バブル]に乗れ!

くりさんが保有する熊本の民泊物件は昨年9月の受け付け開始以来、外国人利用者が殺到。初月から60万円以上の売り上げを達成した

「昨年は9月に熊本、12月に福岡・糸島の民泊物件をオープンして、東京・葛飾を合わせた計3物件で200万円以上の利益が出ました」 そう話すのは、福岡で生活しつつ副業で民泊物件を運営する「くり」さんだ。 「保有している物件はいずれも、7~17人で泊まれる大きめの戸建て。葛飾のものが最も大きく、宿泊費も一泊5万円以上と高めです。昨年前半から欧米系、中華系の観光客が増えた影響で月200万円を売り上げています。長期滞在で一回で80万円も支払ってくれたお客さんもいた」 糸島と熊本の民泊も今年2月は稼働率が9割以上という。 「半導体バブルに沸く熊本ですが、ホテルが不足していると聞いて熊本城近くにある家賃10万円の一軒家を借りました。結果、台湾や香港からのお客で7割強が埋まって、初期投資の100万円はたった3か月で回収できた」

今から狙うべきは地方!