スナックや風俗もインバウンドでバブルが到来中! 外国人向けサービスも人気で予約が取れないことも

今、株価も不動産価格も平成バブル時代の水準に迫っている。大都市圏のみならず、一部地方ではすでに“バブル超え”を果たしている土地も。このお祭り騒ぎに乗らずしてどうする? 好況に沸く現場を訪れて、その乗り方を探った。

外国人向け“スナックガイドツアー”が盛況

[令和バブル]に乗れ!

人前で歌うことを恥ずかしがっていたツアー客も、最後は常連さんと合唱するほど意気投合するという。ガイドは紙芝居でスナック文化の解説も行う

今、外国人向け“スナックガイドツアー”が盛況を博しているのをご存じだろうか? 「街の散策と2軒のスナックをはしごするツアーを一人1万8000円で提供しています。ただ、申込者が増えすぎて一部お断りさせてもらっており……目下、ツアーガイドの育成に力を入れています」 こう話すのは同ツアーを主催するオンラインスナック横丁文化の五十嵐真由子代表。利用者の80%は欧米からの旅行客で、「滞在中に3回もリピートする人もいる」とか。 「常連同士お酒を酌み交わし、ボトルをキープし、店主を『ママ』と呼んだり店内一体でカラオケを楽しむスナック文化は日本ならでは。ツアー参加者は『キープして勝手に飲まれない?』『ママなんて恥ずかしくて呼べない』とさまざまな反応を見せつつ、スナックを満喫しています」

スナックツアー大盛況で利用者5倍増