今やドラマも現実も不倫だらけ。一方で妻の不貞に気づけない夫が多いのも現実だ。今回は夫婦関係のマンネリを脱したと思ったら不倫をされていた悲しき夫に話を聞いてきた。 山野 優さん（仮名・35歳） 妻（32歳） 息子（5歳） 「息子が生まれてから夫婦関係はマンネリ化。どうにか脱しなくてはと思っていたら、あるときから妻が派手な下着をつけるように。当時、僕は大喜びしてましたが、今となってはマヌケな話ですよね」 離婚協議中の山野優さんは、妻のLINE履歴などの証拠資料を広げつつ語る。 「ところどころ、小さな違和感はありました。結婚5年目で夕食は外で済ますように言われる日が増えていって……でも昼の弁当は作ってくれるんです。女性の同僚とお弁当交換するからと言ってましたが、それも結局不倫相手のためのものでした」 妻の気持ちに応えようと、旅行の計画も立てたが……。 「今思えば生返事でしたね。新しい水着を買ってきたと思ったら、家族旅行のためではなく“友人と遊びに行く”ためだった。度重なる外泊も、僕が多忙で家のことを任せていた負い目もあり、気晴らしになるならと許していました」 ある日、急に妻から避妊具なしの性行為を求められた。 「ある日、僕が朝シャワーを浴びているときに、突然誘われたんです。やけに積極的な妻に動揺しつつ、当時はまんざらでもなかったですね（笑）」 事の真相がわかるのは妻が息子と出ていってからだった。 「家の共有タブレットを見たら、妻のスマホと同期していたようで大量の証拠写真が出てきた。堕胎証明書の写真まであって、時期的にあのシャワー後の行為は、辻褄を合わせるためだったんだと……。頭が真っ白になりました」 すべて後の祭り。不倫に気づくのは至難の業だと訴えた。 ●不倫妻シグナルはコレ！ ①突然のゴムなし性行為 ②気晴らしの外泊が増加 取材・文／週刊SPA！編集部