「月30万円稼げる昼間の求人なんてほぼない」デリヘルで働く美容学生が語る、就職後も”秘密のバイト”を続ける悲しい事情
春は卒業、就職のシーズン。文部科学省の「学校基本調査」によれば、ここ10年間の大卒就職者数は39万~44万人台で推移しているので、単純に約半数としても20万人ほどの女子大生が社会人デビューを控えていることになる。
とはいえ、昨今は大学生の半数が奨学金を利用している状況なだけに、学生時代から様々なお金の稼ぎ方を実践するコが多い。なかには風俗業界で働いたり、SNSを介したパパ活や交際クラブに登録したり、男性相手にシビアなお金稼ぎをしてきた女子大生も少なくないだろう。
そんな女性たちは、果たしてどのような会社に就職するのか? 社会人デビューを控えた「学生〇〇嬢」たちの進路や、リアルな人生観を聞いてみた。
「お姉ちゃんがしていたことをしているだけです」と、たんたんと話す金子レイさん(仮名・20歳)。現在、彼女は、埼玉県にある実家から都内の専門学校に通いつつ、デリバリーヘルス(以下、デリヘル)でアルバイトをしている。
「学校の課題や、プライベートの予定に合わせての不定期出勤ですが、月に7〜10回出勤して、月収は大体50万円くらいにはなります」
高校卒業直後に始めたデリヘルのアルバイト。“先週まで女子高生・本物の18歳”だということもあり、当初は「ビックリするくらいに稼げた」と笑う。
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720