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「都内でマンション購入するならオススメの場所は」SNSで大人気のマンションマニア氏が激推しする穴場エリアは意外な場所だった

高騰化が著しい都心マンション。世帯年収によって買えるマンションは変わるが、その制限の中でも最適解を見つけ出したいところ。 そこで、マンションの最新事情に精通し、SNSなどで購入希望者から相談が殺到する「マンションマニア」こと星直人氏に、世帯年収やエリア別で注目すべきマンションを厳選してもらった。

世帯年収1000万円未満でも買える資産性の高い物件

『ヴェレーナ葛飾立石』は5000万円台で買える優良物件。エリアの再開発にも期待したい

「都内のお求めやすい価格で、かつ今後の再開発で街の利便性や評価の高まりが、期待できるのが葛飾区の金町や立石になります。『ヴェレーナ葛飾立石』 のように5000万円台(3LDK、約63~70㎡)で購入できる条件の良い新築マンションが見つかります」 また、フルタイム共働きならば王子も狙い目だという。 「東京駅周辺の大有丸エリア(大手町・有楽町・丸の内)勤務の方にオススメしたいですね。南北線も使えるので夫婦の勤務先が別々でも対応しやすい。王子は駅前再開発で今後、資産性のある大規模物件の登場が見込まれるので、多少背伸びして予算8000万円(3LDK)に上げてでも購入したいところ。再開発を機に駅舎も生まれ変わればさらに資産性を期待できるのですが。 それと少々予算オーバーではありますが、駅前タワマンが1億円(3LDK)を切る価格で手に入るのが小岩。『え、小岩に9000万も円出すの?!』という印象を持つ人もいるかもしれませんが、マンション選びでは安易なイメージに囚われないのが重要です。 というのも、今や屈指の人気エリアである湾岸や武蔵小杉も再開発前の評価は決して高いものではなく、イメージはむしろよくなかった。小岩も単にマンションが建つ話ではなく、複数のタワマンが建つ再開発で今より綺麗で住み良い街になるのは確実です。今ではなく10年後を見越して買う街と言えます」

世帯年収1000万円超のパワーカップル向けは?

マンション評論家。モデルルーム訪問件数は2000件超、購入経験は11件。高校時代から当時有料だった住宅情報誌を毎週購入するほどのマンション好き。Xは@mansionmania