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霊の“物理干渉”で参加者の半数以上はリタイア。 事故物件に人を泊まらせる団体「暗夜」に迫る

 ある“いわく付き物件”に宿泊希望者が殺到している。恐怖イベントを仕掛けるのは「暗夜-ANNYA-」なる団体。代表の桐木けん坊氏は「実は怖がりで」と言うが、では、なぜそんな活動を始めたのだろうか。実際に物件を訪ね、話を聞いてみた。

監禁殺人、自殺未遂…不幸が連発する“宿”

エッジ0702 この夏、“日本一予約が取れない宿”と称しても間違いないだろう。  今、霊の目撃情報がある事故物件で宿泊体験イベントを行う団体「暗夜-ANNYA-」が人気で、SNSでは心霊現象に対して議論が過熱している。  代表の桐木けん坊氏に宿まで案内してもらう際、「最近、不審な人が多くて、動機はわかりませんが尾行してくることがあります。なので少々、遠回りするかもしれません」と明かされた。  実際、昨年10月には茨城県の物件に男女合わせて8人が不法侵入。12月には不法侵入した男性が自殺未遂を図っている。そんないわく付きの宿に、桐木氏と親交の深いオカルト編集者・角由紀子氏とともに向かった――。 ――インタビュー開始早々ですが、頭が痛くなってきました。前に訪問した際も不穏な物音がしたし……。あらためて、この「茨城S邸」は、一体どんな家なんですか?  桐木:以前から幽霊が出ることで有名だったんですが、のちに監禁殺人もあったみたいです。……この家に関して話せる範囲はそれくらいですね。 ――話せないことがあるってことは、本当はそれ以上のことがあるんですね。殺人が起きたからヤバいんじゃなくて、ヤバいから殺人が起きた、と。 桐木:そうですね。その後も不法侵入者の30代男性による井戸での自殺未遂など、とにかく不幸が連発しています。
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ただ宿泊するだけではない「暗夜」の内容とは?