更新日:2024年10月30日 13:15
ニュース

「日給20万円」の海外出稼ぎ風俗に飛びついた27歳女性の後悔「結局手元に残ったのは…」

「出稼ぎ風俗」と称して海外で売春行為をする日本人女性が増えている。彼女らの多くは観光ビザでの不法就労で、現地で過酷な目に遭う例も多発しているという。その実態を追った。

一日に客1人で4割中抜き……「日本よりも稼げない」

海外で[風俗嬢する日本人]の危ない実態

アミさん(仮名・27歳)

「台湾とマカオに2週間出稼ぎに行ったのですが、結局手元に残ったのは国内で稼いでいる額より少なかったです」  Xで「60分手取り3万円、日給20万円以上も可」という、スカウトが募集していた高待遇の海外出稼ぎ風俗案件を見つけ、アミさん(仮名・27歳)が台湾とマカオに渡ったのは、’23年5月のことだった。 「もともと日本でもデリヘルや地方への出稼ぎをしていて、一日の稼ぎは良くて10万円ほどでした。ただ、その時に担当ホストから急に『イベントを打つからお金を用意してほしい』と言われたんです。  そんなに大金じゃないだろうと思っていたんですが、2週間で300万円必要と言われ……」  時間に余裕がなかったため、実入りの良い案件に縋りついたアミさんは、航空券代や宿代を立て替え、スカウトに一度も会わず台湾に渡った。しかし実態は募集内容とかけ離れたものだった。