テレ東の有名ディレクターが41歳で突然退社したわけ「僕の辞め方は“次代の最適解”」

日本の会社員の多くは一つの会社にしがみつき、つらい毎日を耐えている。そんな会社員たちに、日本企業文化に精通する著名人が「カッコイイ辞め方」を伝授する!

後輩に好かれる会社の辞め方とは

[会社員の終わり方]

写真はイメージ

『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)、登録者100万人突破のYouTube「日経テレ東大学」などのヒットコンテンツを世に放ち、佐久間宣行氏とともに“テレ東黄金時代”の一翼を担った映像クリエーター・高橋弘樹氏。自身も「テレ東の常務取締役しか目指してない」と豪語する絶好調ぶりだったが、’23年に突然の退社。どんな経緯があったのか。 「たぶんケンカ別れではないです(笑)。ただ、僕が制作現場出身でありながら常務を目指していたのは、クリエーターファーストの仕事環境をつくりたかったから。『日経テレ東大学』は、YouTubeならわりと簡単にそれを実現できると気づかせてくれた。でも、このプロジェクトが社内の都合でストップしたので、『それなら社外でやってみようか!』と思ったんです」

挑戦者であると同時に安定を求める