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いまサウナ―に大評判。87歳の大工が1人で手づくりした極熱サウナとは

移住、開業、趣味……各分野で老後を狂ったように充実して楽しむクレイジー老人たち。彼らの清々しいほどに振り切った生きざまには、人生100年時代を後悔なく生きるための秘訣が隠されている?

“クレイ爺”が造った「茨城極熱サウナ」

[クレイジー老後]のススメ

鈴木幸雄さんは15歳で地元・福島県いわき市で大工修業を開始後、茨城県で鈴木建業を立ち上げた。長年、一般住宅を専門に活躍

御年87歳になる“クレイ爺”鈴木幸雄さんが今から2年前、大工歴60年で培った技術を全て使って造り上げたサウナが茨城県にある。「茨城極熱サウナ」と名付けられたその施設は、愛する孫のたっての願いで造られた。 「孫のやりてぇイメージを聞いて、俺が形にしていったんだけど、お互いこだわりが強いから衝突もあった。ウッドデッキやトイレ、更衣室までぜんぶ一人で造ったよ。1年かけてな! おかげで、なんかサウナーってのに評判高いみたいだけど、俺はサウナ入ったことねぇからわからねぇがな(笑)」

全ては仕事で困っていた孫のために