恋愛・結婚

家デートに「半泣きで喜んだ」彼女が急転直下でガッカリした“余計な一言”とは?

彼女は大喜びで大成功のはずが…

クリスマスの飾りつけをするカップルまたデートコースが被ったわけではないのに「クリスマスを失敗した」と嘆く人もいる。 東京都在住で飲食店で働く奥田大輝さん(26歳・仮名)は「すっごい張り切ったんですけどね」と複数の写真を見せてくれた。 その写真にはケーキにチキン、シチューにカルパッチョなどのおつまみのフルコースが並べられ、テーブル周り以外もバルーンやツリーが飾られていた。 「これ僕の家なんですよ。仕事柄、料理が得意なのでフルコースとケーキまで作って、部屋中をクリスマス仕様にしたんです」 これには彼女も大満足。半泣きで喜んでくれたそうだ。 「プレゼントは前から欲しいと聞いていたキーケースをあげたので、何のサプライズもなかったけど『ピザでも取って家飲みしよう』としか言ってなかったので大成功でした」 彼女はたくさん写真を撮り「みんなに自慢しよう」と微笑んでいたようだ。 では、何が失敗だったのか?

勝手に“他人と比べて”失敗に

「しばらくして、僕が『友達の反応どうだった?』と聞くと、歯切れの悪い感じだったんです」 なぜか彼女は申し訳なさそうにしていたという。 「SNSを見た友達から『庶民的だね、かわいいね』と言われたそうなんです。彼女の仲良しグループの中に15歳年上のイケおじと付き合っている子がいるんですが、やっぱり15歳も上だから、クリスマスもすごかったらしくて。 嫌味なのか本音なのかわからないけど、友達から庶民的と言われて、彼女がひどく落ち込んでしまって」 イケおじのクリスマスデートは夜景を見ながら豪華ディナークルーズに、数十万円もするアクセサリーのプレゼントだったんだとか。 「彼女以外の子も同世代の彼氏と付き合っているから、そんなに豪華なことはできなかったみたいですが、なんか俺も遠隔でマウント取られた気持ちになりました」 全く失敗していなくとも、勝手に“他人と比べて”失敗と感じてしまうのは虚しいだろう。SNSでは、ある意味、可視化されるぶん、他人と比べやすくなってしまうのがデメリットでもある。 奥田さんは「イケおじに勝てるクリスマス……あるんでしょうか?」と苦笑いしていた。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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