増税・物価高――。我が国では相変わらず先行き不透明な状況が続いている。そこで“支援金”が多い自治体に着目。働かずしてもらえるお金を増やし、死ぬまで過ごせる自治体はどこか。ランキング化した！ 第1位 福井県おおい町 641万8480円 ・進学サポート給付金制度：288万円（2人分） ・住まい支援事業補助金：100万円 ・入学等応援給付金：30万円 ・出産応援金：10万円（2人分）など 支援金の手厚さは、自治体の財政力と関係する ――。そう考え本企画は「財政力指数」上位自治体250に対象を絞り、とある夫婦が生涯受けられる支援総額を独自で集計し、ランキングを制定！　ただし、福島県の12市町村は除外している。 第1位に輝いたのは、福井県南西部に位置する、おおい町だ。住まい支援事業補助金も100万円と額が大きいが、特に“育児”に対する支援金が他の自治体を圧倒している。 例えば妊娠、出産時には「出産応援金」として5万円が支給。保育料は第1子から大幅に減額され、第2子以降は世帯収入に関係なく無料に。 そして子が成長して地元の小・中に入学すると「入学等応援給付金」として1人合計15万円を支給。町内には高校がなく、福井市内の高校に進学すると、「高等学校通学費助成申請」として定期券代の約半額が補助される（上限はなし）。 さらに子どもが大学に進学すると、4年制大学で合計96万円・6年制大学で144万円の「進学サポート給付金」まで用意されているのだ！