「不老不死を目指してます」東大在学中に起業で6億円を手にし、大阪万博にアートを出品…28歳“天才”の頭の中
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
宇宙最強のフリーザのフォルムに、菩薩のような表情、「そこに自身を重ねた」と自画像を前にするこの優男、ただのアーティストではない。
東大在籍時に6億円で会社を売却した起業家の顔も持ち、不老不死も目指す……。彼の次の一手は今年4月から開催される大阪万博。そんな天才の頭の中を覗いてみた!
初めて描いた自画像に込められた意味
55年ぶりに日本で開催されることになった大阪万博。世界的なイベントのASEANのパビリオンで作品の展示が決まったのは、起業家でありアーティストの下山明彦氏・28歳。
東京・飯田橋にある彼のオフィス兼アトリエにお邪魔すると、早くも天才の片鱗が見え隠れし……。
──応接室のフリーザ、すごく下山さんに似ています。
下山明彦(以下、下山):これ、人生で初めて描いた自画像なんです。
フリーザは作中でさまざまな星を買い叩いて高く売る、いわば“不動産地上げファンド”をする起業家。そして、必ず孫悟空に負ける運命にある。誰にでも平等に訪れる生と死の輪廻にあることを彼が気づいたとき、一体どんな表情をするのか。それを想像して、フリーザの脳内に菩薩を描きました。
──同じ部屋には漫画のコマをコラージュしたような作品もありますが、漫画やアニメがお好きなんですか?
下山:実は東大に行こうと思ったのは『ドラゴン桜』の影響だし、藝大入試に必死になれたのは『ブルーピリオド』を読んだから。僕にとって漫画やアニメは、人生の指針なんです。


