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おじさんを虜にする22歳の「令和のラジオスター」アンジェリーナ1/3。大物もうならせる魅力に迫る

 ラジオ黄金期と呼ばれた時代から、もう50年はたつだろうか。音声メディア復権の鍵を握るのは下町育ちの若干22歳、赤髪の女のコだ。  大物を筆頭に、中年男性たちも虜にする、“本音のしゃべり”。新世代のラジオスターと言わしめる、その正体に迫った。

「令和のラジオスター」は自称!?

エッジ1203 レギュラーラジオを3本抱える、ピンク髪がトレードマークの“令和のラジオスター”をご存じだろうか。  ’01年生まれ、東京下町育ち。ガールズバンドGacharic Spinのマイクパフォーマーを務める彼女の名はアンジェリーナ1/3(以下、アンジー)。一見、Z世代の申し子とも言える見た目と肩書だが、意外な一面も……。 ──実は、主なリスナーは昭和世代が多いって本当ですか? アンジー:そうなんです。ライブハウスより落語の寄席の会場で声をかけられることが多いくらいで(笑)。講談師の神田伯山さんのラジオで代役を務めたことがきっかけで、そこからガラッと環境が変わりました。

リスナーに勧められた神田伯山の講談