大ヒットした『RRR』主演俳優が語る、インド映画躍進のワケ「日本のファンの愛情もすごいよね」
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
インド映画の王様が来日した──。
伝説的な名優を祖父に持つ”映画一家”の3代目が壮大なミュージカルアクション映画でついに摑んだ世界的ビッグヒット!
アカデミー賞受賞を支えたこの男が、インド14億人の期待を背負い見つめる未来とは!?
“俳優一家”に生まれたプレッシャー
日本で1年以上の驚異的ロングラン&興行収入24億円、さらにインド映画初のアカデミー歌曲賞に輝き、世界でインド旋風を巻き起こした『RRR』。主演のN.T.ラーマ・ラオ Jr.(以下NTR)が、最新主演作『デーヴァラ』を引っ提げて来日。南インド屈指の大スターが見据える映画の未来と、日本に向ける熱い視線に迫る。
──本作は偉大な勇者デーヴァラと、その父に憧れる息子ヴァラの2世代にわたる壮大な物語です。NTRさんもインド映画史に残る伝説的な映画スターだったお祖父さまにちなんでジュニアと名乗っていますが、祖父の名を継ぐのはインドではよくあることなのですか?
NTR:いや、インドでも珍しいと思うよ。祖父と同じ名前なのは、赤ん坊の僕を見た祖父が突然「この子に自分の名前をつけるんだ」と言い出したからなんだ。
誰もが僕は祖父に似てるって言うから、何か通じるものを感じたのかもしれないね。ジュニアと呼ばれるようになったのは、’01年に17歳でデビューした当時、一番若い役者だったから。もうすぐ42歳だし、祖父も他界しているから、今はただの「NTR」だね(笑)


