電車の優先席を独占し、宴会をはじめた中国人観光客…「ここは日本だぞ」乗りあわせた“ギャル2人組”が追い払うまでの顛末
外国人観光客が増えたことが原因で起こったトラブルは枚挙にいとまがない。公共交通機関でのひと悶着を明かしてくれたのは、都内のIT企業に務める金子賢治さん(仮名・20代)だ。
「ついこの前は、朝の満員電車に大きな荷物を持った外国人たちが乗り込んできて、サラリーマンと言い合いになっていて。限られた時間内で移動するわけですから仕方がないとはいえ、彼らはこれから仕事に向かうわけですからね……。はっきり言って迷惑でしょう。インバウンド需要を享受できる仕事の人はウハウハかもしれませんけど、関係のないわれわれには、どれだけ盛り上がっても単に邪魔なだけです」
また、電車の特急席で外国人観光客と大揉めしたことがあったとか。
「関東地方の郊外に営業へ行く際、特急の指定席を確保していたんです。しかし、いざ席に行くと、外国人観光客が平然と座っていて……。自分は英語がほとんど話せないので、翻訳アプリで『席を間違えている』と指摘したら、なぜか相手が逆ギレ。新幹線と違って係員はあまり巡回していないため、仲裁も頼めません。結局、全くどかないので、揉めた状態のまま目的地についてしまったんです。本当にムカつきましたよ」
外国人観光客に対して、あまりいい印象を持っていない金子さん。つい先日も、地下鉄の車内で無法者の外国人に遭遇してしまったのだとか。
「ビニール袋に入ったパック寿司と缶ビールを持っていたのですが、なんと電車が走り出すと宴会をはじめて……。しかも、優先席を独占してシートの上に広げて食べ始めたんです。都内で生まれ育って20年以上生活していますが、はじめて見る光景でした。その団体は中国人の男女4人。年齢は50歳手前くらい。2人は優先席に座っていて、ほかの2人は地べたに座って寿司を食べている。しかも、昼間からグビグビとビールをおいしそうに飲んでいるので、ついついお腹がなってしまいました(笑)」
ちなみに、東京メトロは車内飲食についてマナー違反でお断りするとしながらも、明確な罰則はない現状だ。そんな事情を知ってか知らずか、さらに行動がエスカレートしたそうだ。

画像はイメージです
特急の指定席に先客がいて……
優先席でパック寿司をつまみにビールを飲みはじめ……
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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