資産3億円投資家が伝授する「暴落時に大きなリターンを狙う方法」。買値からいくら下がったら損切りする?
トランプ関税ショックで過去3番目の暴落を経験し、急激に冷え込んだ投資ブーム。だが、投資のプロたちはこの波乱相場こそが好機とばかりに爆買いしていた! この大荒れ相場で資産形成に挑む、プロたちの買い方を学ぼう。
「’01年のITバブル崩壊やリーマン・ショックなどを振り返えればわかるように、暴落相場は絶好の買い場。下落率が高くなるほど、リバウンドの際の上昇率が高まるうえに、“いつか必ず”暴落前の水準まで全戻しするからです。コロナショックでは全戻しに6か月を要しましたが、近年の傾向で言えば、全戻しのスピードはもっと早まっています」
こう話すのは資産3億円の投資家はっしゃん氏だ。実際、今回の暴落相場では株を仕込んだようだが、「第2波に要注意」と警鐘を鳴らす。
「4月3日以降の暴落は『政治主導型』。このタイプはBrexit(’20年の英国EU離脱)が典型で、市場は急激に最悪の状況を織り込みに行き、材料一つで大きく乱高下する傾向にあります。そのため、底打ちしたと思ったら、再度大きく下げることもある」
では、暴落時にはどのように対応すべきなのか?
「日経平均株価が一日で5%下げたら、狙いを定めた銘柄を買う。毎日連続で5%以上下げることはリーマン・ショックのように20年に1回あるかないかの出来事。だから、買値から5%下がったら損切りするというルールをつくって、大きく下げたときにこそ大きく仕込む。これだけで、大きなリターンが狙えます」
暴落時に大きなリターンを狙う方法

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