「妻が教育熱心なママ友グループに入ってしまった」世帯年収500万円家族の行き着く先は…39歳夫の苦悩
増税、社会保険料の引き上げにより、同じ年収500万円でも、10年前は28万9000円だった手取り月収が、現在28万円にまで目減り。また、物価高による食費、水道光熱費など固定費等の増大で、生活に必要な最低限の費用を除くと、預貯金できる金額は月1万8200円という惨状。年収500万円世帯の家計簿は火の車というのが実状だ。
FPの横山光昭氏の試算によれば、「夫婦2人で妻は専業主婦、小学生の子供1人の家庭」を持つ、世帯年収500万円の男性が「教育費」にかけられる金額は1万4000円。預貯金の1万8200円から捻出した“余剰金8400円”を合わせた2万2400円が限界値となる。しかし、子どもの体験格差が問題視されるなか、年収500万円世帯が巻き込まれると、家計に深刻な影響を及ぼす。都内在住の津川亮市さん(仮名・39歳)もその一人だ。
「子どもが小学校に上がると、妻が教育熱心なママ友グループに入ってしまい、影響を受けてさまざまな習い事に参加させるようになったんです」
平日はプールと学習塾、休日はテニスに通わせ、長期休みともなればママ友の誘いで農業体験やスキー教室に参加。毎月の教育費は平均4万円を超えた。みるみる津川家の貯金は減っていき「昨年、大学進学を目的とした積立保険を解約した」という。
「周りの子が習い事で忙しいので、うちの子にもさせないと遊ぶ相手がいない。教育費の話をすると、ママ友と対等でいたい妻は“ほかを削る”の一点張りで口論にしかならない。最初は黙ってたんですが、ついに借金が20万円あることが発覚しました」
追い打ちをかけるように、10年以上住む賃貸マンションの賃料も上昇。このままでは引っ越すしかなくなる。
「家族同士の助け合いのつながりができるし、お金を理由に子どもを転校させる決心がつかないんですよね」
“子どものため”で狂った家計はそう簡単に修正できない。
毎月の教育費は平均4万円以上に…
![年収500万円[中流貧民]の限界値](/wp-content/uploads/2025/05/da73b4a2a9b1b6aecea228f525d6a1fe-550x734.jpg)
「今年のGWも、グランピング旅行に自分だけ行けないことを察した子どもが泣き出し、結局参加しました」(津川さん)


