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中流世帯の性生活「何年もパートナーとレス」が7割。“子供をつくる余裕がない”経済的理由のレスも

物価高や税金・社会保険負担の増加で「中流」と言われた人たちの暮らしぶりが貧民化している。もはや「普通に生きるのもツラい」との声も聞こえるなか、取材班は3700人の中流層にアンケートを実施。裕福ではないが貧しくもなかった“平均的”暮らしは今、どう変わってきているのか?貧民化する「令和の中流」の実態を明らかにした。

7割が「配偶者と何年もしていない」

[中流貧民]3700人の肖像今回、取材班は中流層の「性生活」についても調査した。その有効回答数は1406人。そのうち約7割の人が、「配偶者と何年も性行為をしていない」と回答した。 さらに、163人が「経済的な理由からしていない、ないしは避妊している」という回答だった。子供ができることによって発生する負担を気にして性生活を送れていない中流が一定層いることがわかる。 貧困問題を長年取材するジャーナリストの小林美希氏は「近年、子供の不登校が増えており、子供と自宅で一緒に過ごさなくてはならなくなって職を失うという女性も増えている」と話す。さらに教育費負担が増大していることを考えると、子づくりに消極的な中流が増えるのは当然のこととも言える。

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