「お前に迷惑かけたか?」電車内で音漏れを注意したら“まさかの逆ギレ”。何も言えなくなって…
移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。
今回は、マナー違反に対して勇気を出して注意したが、予想外の反応が返ってきたという2人のエピソードを紹介する。
朝の通勤ラッシュ。ぎゅうぎゅう詰めの車内で、岡本里奈さん(仮名・30代)は、いつものように吊り革につかまっていた。
そんななか、ふと目に入ったのは、座席にゆったりと座る女性だった。その隣の席には、大きく膨らんだエコバックが置かれていたという。
「はじめは誰かが座ってくるのかと思ったんですけど、明らかに“誰も座らないで”という雰囲気で、荷物が置いてありました」
さらに驚いたのは、その女性が手鏡を取り出し、堂々とメイクを始めたことだった。
「マスカラ塗って、アイシャドウ塗って、パウダーもはたいて……。もう完全に“自分の部屋”って感じでしたね」
周囲の乗客は窮屈そうに立っていたが、ついに我慢できなくなった岡本さんは、声をかけることにした。
「すみません、荷物が邪魔ですよ」
女性は一瞬ギョッとした表情を見せたものの、すぐにバッグを膝の上に抱え直した。
「そのときは、“やっと少し空間ができた”って、正直ホッとしました」
しかし、次の駅に到着すると、女性は何事もなかったようにバッグを座席に置き、メイクを再開したのだ。
「もう呆れて、なにも言えませんでした。“注意しても無意味”なので、諦めました」
周囲の人々も同じように、女性を避けるように立っていたという。
「たった数分のことなんですけど、本当にストレスでした。公共の場で自分だけが快適に過ごせればいいっていう態度、信じられません」
電車を降りた岡本さんは、思わず深いため息をついた。
「電車内で “自分の部屋”みたいに振る舞う人が、最近増えた気がします。これが日常にならないでほしいですよね」
「荷物邪魔ですよ」の注意で変わるかと思いきや…

※写真はイメージです
再び広げられた“私物エリア”
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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